凍み大根づくり始まる

CIMG1871-1きのうは寒の入り。この日を待っていたかのように、わが家では凍み大根が軒下に吊るされました。

わが家の昨年は大根が豊作。貯蔵庫にはたっぷりの大根や白菜が積まれていて、冬の間中味噌汁、煮物、漬け物、鍋物と、ほとんど毎日食べつづけてもどうやら余るようです。

こういう時に余分となった大根は処理が簡単。まず寒中は凍み大根として寒気で干され、春まで残れば今度は雪解けの季節のうららかな陽射しでまたまた干し大根にできます。

生で、漬けて、干してと、大根は、少々大げさにいえば雪国の人々のくらしに欠かせぬ命をつなぐ野菜。とくに豪雪のわが村では「でぇごど(大根と)、しろな(白菜)、ねえごたば(無ければ)、わっぱがだぁ(大変こまる)」でしょう。

寒気の緩い今冬、はたして質のよい凍み大根に仕上げるような連続寒気がくるか注目です。