運動がてらノウサギさんとご対面

あけまして、おめでとうございます。今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

CIMG1718-1CIMG1726-1

年末29日と30日、31日の3日間、時間を小分けにして住家と作業小屋に上がり、この冬1回目の屋根雪下ろしに汗をかきました。

CIMG1735-1CIMG1736-1DSC_0001-130日と大晦日は、予想していなかった今年最後の青空も拝むことができ、2日も朝方は半月がくっきりと見上げられる青空。「おどなしい、年越し、正月で、えがったな」と語り合いながら、貯蔵山菜やキノコをたっぷりとつかったわが家風の年越し、お正月料理をいただきました。

2日には、雨の中を向かいの山に足をむけてみました。雪下ろしを一度するほどですから雪原は新雪がやや深く、カンジキをつけても膝より少し上まで足が雪に沈みました。

上りでは、楽をしようと、樹木に着いた雪が落下してあまり足の沈まない杉林に入りましたが、こちらはこちらで杉の枝にまだ残っている雨を染みこませた大きな雪塊が時折ドーンドーンと落ちます。雪は雨でありったけ重くなっていますから、こんな塊が頭にでも落ちたら大変。かといって林のない雪原を上るには雪深しで難儀。多少の痛さをとるか、難儀をとるかで少々迷いましたが、結局、楽する方をとり、上を見上げながら「落ちてきたら、避ける」で林の中をのぼりました。

ここは、樹齢70~80年近いでしょうか樹高の高い杉林が連なり、それら杉の木にからまったヤマブドウの蔦がとても多いところです。

CIMG1794-1CIMG1793-1CIMG1796-1一部の蔦にはまだヤマブドウの房がいっぱい着いていて、雪上に落ちた実や蔦にある実を食べたのでしょう、つがいのヤマドリがドドドッと足もとから飛び立ちました。蔦のブドウ房を5つほどもいで口にふくんだら、酸味がとれて甘みだけが残りその美味しいこと。家では、そうとうこの味が気にいったのでしょう、「正月」遊びに来ていた童のうちの一人が「おいしい」と何度も小粒を口にしていました。

CIMG1810-1CIMG1813-1CIMG1803-1
CIMG1815-1CSC_0007-1雨止まずの天気でしたので、カメラ持ちには最悪の天気。ムリをせずにこの日は早々と下山。その途中、小沢をはさんだ向かい側20㍍ほど先にノウサギが伏しているのを目に。長年狩猟をしている私の目は、野の生きものだけはよくとらえることができます。

それこそ何百という雪の上のノウサギと対面してきたきた当方ですが、このノウサギ、足跡、大きさからしてかなり年季が入っているらしく、渋みのある面構えはなかなかのもの。キツネ、テン、猛禽類などの天敵から数年間身をまもりつづけたらしい風格すら感ずる姿です。この座り姿は。

▼今日は通年議会の招集会議日。午後には消防団の出初め式と、地元分団の新年会です。