イチゴを食べ食べ薪切り作業

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燃料用に用意していた薪づくりの作業に今年もきのうからとりかかりました。

昨年、りんごの木をだいぶ使えたおかげで今年は在庫が多く、準備した薪材は昨年より減らして5張(5㎥)。樹種はミズナラが多く、次いでブナとイタヤカエデ。

一年ぶりに聴くチェンソーのエンジン音、材にノコ刃がくい込んでゆく時の切れ味の心地良さ、この作業をしている時は他のどんなことも考える余裕はなく、ただひたすらにアクセルをしぼるのみ。腰は痛いが、切り重なった材をみると、いかにも仕事をしたという達成感がじわーっと湧いてくるからおかしなものです。

チェンソーを持つと体がむかしにもどり、なぜか立木を切り倒したくなるから、これも不思議なものです。

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▼妻がつくる少し形のいびつな自家用イチゴ「とちおとめ」もようやく熟れ盛り。人家がそばにない山の中の畑で、獣や鳥よけの網なども張っていないのに生きものたちは少し食べただけ。「あれだも、くいでべぇ(獣やカラスたちも、食べたいでしょう)」と、無駄な抵抗をしない妻をみて、生きものたちが遠慮しているのでしょうか。

わが家そばの真っ黒に熟れ始めたカゴ(桑の実)にはクマも立ち寄りはじめましたが、よくイチゴには手をださないものです。それと、湯沢市三関、山沿いにある日本一のさくらんぼにも、クマがよく来ないもの。こちらも私はなぜだろうと思っています。イチゴもサクランボも、クマは好物ではないのかもしれませんね。

これらの生きものたちにかわって今年はイチゴにも新しい敵があらわれました。それはマイマイガ。イチゴの葉っぱは彼らの幼虫が好物らしく、毛虫とこれを駆除する妻とのたたかいが続いています。木の葉っぱも食べれば草も食べる、ほんとにこれは手強い毛虫です。