厚い雪の上で墓参り

彼岸明けのきのう、墓参りに向かいましたが、菩提寺境内の墓は150㌢ほどの厚い雪の下です。

「ここらあたりが墓だろう」と、おおよその見当で雪の上に供物を置き、雪に線香とろうそくと造花を立てての拝みです。花は、集落のお年寄りたちが彼岸向けにつくっていた造花を買い求めたもの。

昔のようにお墓にぼた餅やだんごが供えられたままの光景はなくなって久しく、そのぼた餅などを狙っていたカラスたちもアテがはずれる年月が長く続きます。我々が童の頃は、空きっ腹と甘い食べ物に誘われ遊び仲間といっしょに墓に向かい、カラスに混じって家々の墓のぼた餅と団子に「べっとうする」と言いながら手を出したもの。春彼岸の時は、そんなはるか昔のことも偲びます。

▼きのう午後は、第183回県都市計画審議会が県庁で開かれ出席。都市計画道路の変更や、産業廃棄物処理施設の計画に関して、敷地の位置の許可を要するもの2件の計3件の議案を審議、いずれも可としました。

秋田市内の田んぼは積雪がゼロ。我が家の田んぼはまだ分厚い雪に覆われていますが、同じ県内でも沿岸部や中央部では、もう土とふれあう農作業が始められるようになっています。