予算案審査はじまる

来年度予算案の審査が、特別委員会で昨日と今日の日程で進められています。

審査にあたっては、村の各種計画、実現を要すべき住民要望に沿っているか、あるいは決算審査や一般質問などで議論された内容のなかで、予算に反映されるべきという点が考慮されているかなどをふくめて議員各位は予算案とむきあいます。

依然と比べ、予算案の説明書では詳細な「概要書」が配られるなど相当ていねいになっています。それらをもとにして、村全体の行政を視野におき予算案の審議にのぞむわけですから、議員には以前にも増して入念な質疑準備が必要となります。そうでなければ、充実した予算案審議にならないからです。きのうは一般会計の質疑がすべて終わりました。昨日の審議を経て、質疑と答弁双方の側では、それぞれどんな感想をもたれたでしょうか。

▼過ぎた土曜日は中学校の卒業式へご案内をいただきました。新型コロナ禍なので来賓は3名だけの限定出席。それでも、在校生や保護者は全員参加での式典でしたからその分はホッとしました。

しかし、新型コロナ感染防止を考慮し、式典恒例の校歌斉唱は1番だけ。式典にはあたりまえだった吹奏楽の演奏はなく、卒業生や在校生たちの別れの歌もないので、比較的短い時間で式典は終わりました。

第75期となる今年の卒業生はいつもよりかなり少なくて11人。クラスの人数は少ないですが、最高学年としてとても頼りにされ、見事な活躍をみせてくれたみなさんでした。

そんなお子さんたちの晴れ姿をみる保護者の方々の感極まった涙の表情を目にし、卒業生と共に、保護者のみなさんへも「難儀して育てて、こんなに立派になって、おめでとうございます。」と、心のなかでお祝いをしました。