3月定例会議はじまる

4日、3月定例会議が始まりました。18日までの日程で予定した通りの審議が行われます。

開会にあったっては、ロシアのウクライナ侵略行為への抗議をこめて次のような言葉をあいさつに入れました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

ところで、この3月定例会議を前にしまして、ロシアによるウクライナへの侵略行為が発生し、いま現在もその暴挙は進行中であります。

この侵略は、国際法や国連憲章に明らかに反するもので、先日開かれました国連総会の緊急特別会合では、圧倒的多数で「対ロシア非難決議案」が採択されました。

わが国におきましても、国会の衆参両院をはじめ、秋田県議会など全国の地方議会でこの暴挙を非難する決議が次々とあげられております。

非核平和宣言のわが村としても、今般のロシアの侵略行為は決して許容、看過できるものではなく、私は強い言葉でこの侵略を非難し、ウクライナからの即時無条件完全撤退をもとめたいと思います。

そして、一日も早くウクライナに平和がとりもどされるよう、戦禍の下で過ごされているウクライナ国民と、侵略反対の声をあげている世界の人々へ、この会議の開会にあたりまして、激励と連帯の声を寄せたいと思います。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

会議では、続いて施政方針と行政報告、議案の上程と説明が行われました。施政方針と行政報告の最後に、村長から「5月の村長選挙には出馬しない」旨の発言がありました。

▼4日からきのうにかけては、パラリンピックの開会式やアルペン競技などのテレビに注目の日々でした。

このパラリンピックの開会式では、国際パラリンピック委員会のパーソンズ会長が世界の人々にむけて「………オリンピック、パラリンピック開催期間中の休戦は、国連決議として193の国連加盟国の創意で第76回国連総会で採択された。それを尊重し守るべきもので、違反があってはならない……」という旨をふくむ挨拶をされ、最後に「ピース!」と、声音を強めました。この発言は尊い内容をふくんでいて、ある意味、歴史的な重みをもった挨拶と私はとらえました。

▼猛吹雪の時間の長さとしてはおそらく「こういう荒れ空はこれで終わりだろう」というほどの一日が過ぎ、久しぶりに本格的な雪寄せの朝となりました。