雪下ろし続く

きのうも、農機具格納庫や農作業小屋など、やり残していた雪下ろしの一日となりました。

一部落雪構造の屋根もこれまでに落ちた雪が重なって軒がつかえるようになり、明日からはそれらの雪寄せや雪下ろしにもとりかかります。

作業をしている合間のひととき、青空とともに太陽がいっぱいに輝きました。鉛色の重たい空だけを眺め続けていただけに、ほんのわずかでしたが久しぶりにすっきりした青空とお日様の下、爽快な気分で仕事ができる時間となりました。ただ、年末からほぼ連日の作業なので体はかなりガタガタとなっています。

▼………以下の文は、きのうの議会、開会にあたってのべた大雪に関する挨拶の部分です。2021年の豪雪は、「過去の大豪雪と同じ対処だけでは乗り越えられないぞ!」という思いを込めましたので、ここにも載せておきます。

………昨年は、12月半ばからの異例の大雪となり、雪害警戒部、雪害対策部、そしてついに28日には豪雪対策本部の設置となりました。特別豪雪地帯に指定されている市町村の中でも全国有数、県内一といえる積雪をみる村ですが、年末のうちに豪雪対策本部が設置されるという異例の冬となりました。

議会もすでにこの大雪に対処して、年末28日に急きょ災害対策特別委員会の委員長、副委員長、議会運営委員長、両常任委員長出席による会議を開きました。会議では、雪対策についての村の状況把握の説明を受け、会議で出された当座の対処策、意見などを当局側に伝えたところです。

今日は、この本会議後にも災害対策特別委員会を開催し、現段階の雪対策などの現状と今後のとるべき方策などについて協議予定ですので、よろしくお願いいたします。

年末の特別委員会の会議の際にも申し上げましたが、もし、48豪雪など歴史に刻まれた規模のような豪雪となった場合、あの当時と現在では比較にならないほど多方面への被害影響が予想されます。当時とちがい、車社会があたりまえで、生活スタイル、勤務条件もちがい、なによりも、村全体の高齢化と高齢者だけの世帯の増加により、雪処理への対応に大変な困難をかかえるという現状に我々は直面しております。そして、それに加えて、全国的に新型コロナが益々感染者数を増加させているという、かつての豪雪時とはちがう最大の特徴もあり、それらを念頭においた雪対策が求められております。………。

▼歴史に刻まれたこれまでの豪雪とは社会状況が大きく変わっています。雪への対処も、前例に沿うだけでない方策が我々に求められており、それを強調したつもりです。消防の出初式では、豪雪への対処に加えて豪雪時の大地震対応についても危機管理上「想定外のことではない」という意味で触れました。停電、暖房、避難所設置と運営など、雪のない季節の震災とは比較にならない困難が多く予測されるからです。

村主催の豪雪対策会議が7日9時に開かれるということで、きのう夕方、案内連絡が急きょ事務局長から入りました。