雪降るなかの卒園式

過ぎた週末は、これぞ「寒のもどり」の雪降り。今冬最後の除雪かな、と思いながら土曜日朝はトラクターを動かすことに。

▼その前日は保育園の卒園式へ。昨年から祖父母の出席もみられるようになったお祝いの式は、外に大きな名残雪が流れ降るなか行われました。

19名の卒園児たちが、親へ「ありがとう」とのべる姿は、ほんとに可愛いものです。よく育ってくれた、よく育ててくれた、と、子供たち、親、家族、保育士のみなさんへ感謝しながら、胸が熱くなるひとときを過ごしました。

▼きのうは同じ県内でも太平洋側のように降雪が少なく、春の訪れがわが集落よりも一月近くは早いでしょう象潟経由で酒田市へ出かけました。日本海側であっても、暖流が寄せる土地は積雪がゼロ、少し大げさにいえば「異国」のような印象をうけます。鳥海山をはさんで東、西のわずかな距離での気象のちがいに驚く3月の末です。

平野が雪解けの季節は、山容全体が真白き鳥海山の秀麗さが際立つ時。北へ渡る前の白鳥が飛び交う横手盆地、にかほ市方面、酒田市土門拳記念館方面からと、東、北、西、南から鳥海山の麓を一周して眺め、月山、最上川河口、そして穏やかな日本海をながめつづけました。

映画「おくりびと」のロケ地で知られ、夕日の景色がすばらしいという酒田市の日和山公園界隈では梅が咲き始め、桜のつぼみもだいぶふくらんでいます。里山では、サシボ(オオイタドリの新芽)採りをしているのでしょうか、お年寄りの姿がちらほら見られましたが、風はやはり今年はまだ寒しです。