鮎が岩井川で、スーパーヤマメ、うれしい報告

広域市町村圏組合議会の3月定例会を前にしてのきのう、提出予定議案の説明や、当面の課題などについて担当課長さんたちから説明をうけました。

▼成瀬川漁協の総会資料が届き、その事業報告の冒頭、鮎について「岩井川地区では8月に1人一日12匹から20匹くらい釣れていた」という記述がありました。

昨年は降雨量が少なく流量減でアユの釣果が成瀬川流域全体ではよくなかったようです。そういう悪条件の中、「岩井川でよく釣れた」という報告をうれしく読みました。こちらは何十年もの間組合員でありながら釣りはほとんどしませんが、「きっとよく育つから何十年前のように岩井川地区にも鮎放流を」と役員さんたちに促しの言葉を投げかけ、それが実現していたからです。

同じ報告で昨年は「遡上鮎は確認できたが、いつもより少なかった」とあります。遡上鮎とは天然鮎のことでしょうか。そして事業計画では「鮎に関しては、成瀬川の鮎は姿形もよく、味、香りとも絶賛されております。また渓流魚に関しても県内外の遊漁者より、スーパーヤマメ(30㎝以上)」がよく釣れると好評です」とも述べられています。鮎といい、スーパーヤマメといい、もちろんイワナもそうでしょうが、成瀬川の豊かさをこれらの報告からあらためて確認できました。

そういう豊かな川は村の宝です。この清流を保つ努力をひきつづき村をあげてとりくまねばと思い、漁協の資料から「魚や、釣り人たちがとらえたほんの一コマ、現状」をご紹介したところです。

▼今朝は久しぶりに車庫前の除雪にトラクターを動かしました。作業をしていたら、国道を東から西へ向かってくる一匹の猫が。ここらでは数年前から顔なじみの猫の朝帰りです。
そういえば、最近はあんまりあの「おだけ声」を聞きませんが、発情期の春です。

何日かぶりに自分のねぐらに帰るところでしょうか。遠出をするところをみるときっと雄猫でしょうがたくましいものです。この猫、大ケガで足をひきずったり、顔から血を流したりと見かける時は重傷から軽傷まで負傷姿がざらですが、今朝はどこもケガがなく除雪後の国道を車などほとんど恐れずトコトコと歩いています。

こちらは、この猫を「ど根性ネコ」とひっそり名付けています。時に重傷を負いつつ、雪国で、これだけたくましく冬の遠征をできるネコはそうはいないでしょう。こういう姿を見ると「ほほう、たいしたもの、オレも、高齢者などと言ってられないなぁ」と、どこか彼に励まされます。ど根性ネコくん、夕べまで、どこで遊び暮らしてきたかも、だいたい想像がつきます。