決算特別委員会がきのう午前に審査を終え、すべての議案を認定とした委員会報告書が提出されました。
午後は、雄勝中央病院の運営委員会に出席。経営としてのおかれる各種条件が決して良いとはいえないもとで収益確保にも最大限の努力が尽くされ、利用者満足度アンケート調査では、比較的高い満足度評価をうけている雄勝中央病院であり、「みなさん、よく、努力されておられる」というのが私の実感です。
地域医療をしっかりとまもる最大の責任は政治にあり、とくに地域の中核となる病院の安定的な運営では、国、県の役割が大きいといえます。そのことを前提として当面の医療課題をとらえなければと思います。
ひずみの大きい日本の医療の現実、おかれた条件が全国みな違います。公的医療は、経営が赤か、黒かの単純数値比較だけでとらえられない課題です。人材確保の面でも、財政支出の面でも、政治の責務としてこれをとらえ、それにふさわしい方策をとってもらうために、地方からの声を上げつづけなければ、です。
▼ゼンマイとともにたんぼの土手に植えているミズ(ウワバミソウ)がよく育って増え、今は実を収穫できる最終時期になっています。これを採るのは86歳になる母の楽しみ。今年は実のつきがいつもの年よりかなり少ないようです。
カモシカもこの実は大好きのようで、山の植生地には彼らの食べ跡がいっぱいみられます。たまに、カモシカとは様子のちがう大きな食べ跡も見られますから、これはきっとクマなのでしょう。先日の天正の滝ブナの森でも、ミズの群生地にクマらしい跡がありました。今の時期の山入では、沢筋のミズの植生場所には注意をはらうことが必要のようです。