あたりまえの冬が来た

17日は、雪のほとんどないゲレンデを前にスキー場の安全祈願祭へ。祈願祭を終えた夕方から空は雪模様となり冬らしくなりました。でも、スキー場の営業はまだまだムリ。

その日の夕方近く、自宅前の河川敷を散策。雪の積もる前、今年最後のナメラコ(ナメコ)とユギノシタキノゴ(エノキタケ)、ジェンコシナダゲ(オツネンタケモドキ)、ムギダゲ(ムキタケ)を採り、湧水の流れではクレソンを摘みました。湧水のノゼリやクレソン摘みはこれからもできますが、キノコだよりはこれでほんとにお終いです。

河川敷には、これまで見たことのないキノコが地面に3本立っていました。初冬によく見られるハイイロシメジの仲間よりはるかに大きなキノコで、それらとは形もまったくちがいます。傘の直径は25㌢近く、柄から傘の長さも15㌢と大型のキノコです。噛んでみたら苦みや辛みなどはありません。でも、試食するのは止めました。なんという名のキノコでしょうか?

翌18日は強烈寒波襲来で村は今冬初の真冬日。いったん土肌が見えた人里もスキー場もこれで当たり前の冬景色となりました。今朝も積雪は少ないですが除雪車の出動基準(10㌢)の降雪はあり、雪は降り続いています。また強い寒気の南下も予報され、今後一週間はすべて雪だるまマークですから、おそらく年内初の雪下ろしが迫られるでしょう。

19日の日曜日、ほんのわずかの時でしたが厚い雲の隙間から陽が差し込みました。我が集落前の成瀬川の渕「こぶしこ」では、2羽のハクチョウが羽を休めていました。皆瀬川あたりにいる大きな群れから離れて過ごしているようです。