12月定例会議始まる

2021年最後の定例会となる令和3年12月定例会議を3日に開会しました。

1月に召集された通年議会は会期を17日までとしていますので、最終日の本会議は自動的に17日となります。10日には一般質問が予定されています。何名の議員による質問となるのか、質問内容通告の締め切りは今日正午までです。

会議初日の3日は、議長や常任委員会などからの諸般の報告、村長、教育長の行政報告、議案の上程、説明が行われ、陳情審査の常任委員会が後に開かれました。

この日は、今日と同じようにおだやかな晴れ空の下での議会となりました。補正予算案は、約1億2,200万円の公債費(繰り上げ償還)を除けば、新型コロナ感染症対策が柱です。世界規模で猛威をふるい国内では感染第5波となったデルタ株に続き、今度は新たな変異株(オミクロン株)が拡がりを見せています。それでなくても密状態でウィルス感染が懸念される冬、行動規制が緩和されたなかでむかえる年末年始、帰省や忘・新年会シーズンなので、予防策にいっそう心がける必要があります。

そういうこともあり、今年も議会は、当局と合同で実施してきた年末懇談会(議会が開催当番)を昨年に続いて中止することをすでに決めています。また、各団体からご案内をいただいている年末懇談会についても、大人数での飲食をともなう集いには出席しないこととし、お断りのご連絡をしているところです。

出席できないのは大変残念ですが、マスク飲食や席の間隔配置、「お酒をついで立ち歩かない」の徹底がたとえ呼びかけられても、いざ飲食をはじめればなかなかその徹底はムリな状況になることを承知しています。なので、大人数の飲食の席は慎重にならざるをえません。もし「濃厚接触」などの事態がそこでうまれれば、各地の事例にみられるように広い範囲の人々、職場、学校、保育、介護施設等に大きな影響が及ぶ可能性があります。

とりわけ、感染症防止のみならず、村民の命と暮らし、行政全体に責任を負う村と議会はこのことにつとめて留意しなければなりません。村では現在も「出張から帰れば抗原検査が必須」を特別職から職員まですべてに徹底を続けている状況でもあります。油断できないからです。新たな変異株「オミクロン株」への警戒も強められています。役場など公共と関係する場から「もし」が起きれば影響が大きいのでこれは当然です。