幸寿苑の敬老会

村の指定管理として、社会福祉法人・雄勝なごみ会が運営している特別養護老人ホーム「幸寿苑」の敬老会がきのう行われました。

各地区の敬老会に続いて行われる村の関わりとしてはこれが最後の敬老会です。村直営の時から毎年ご案内を頂いていて、雄勝なごみ会の理事長に就任されている京野公子氏と久しぶりにお会いしました。

京野氏は元県議、元代議士時代に村の要望などで我々がいろいろとお世話になった方です。こういうところで、こういうかたちでお会いできるとは思いませんでした。

村内から施設に入所されているほとんどは知り合いの方々です。また、集落でも、あるいは仕事でも、あるいは様々な活動でも行動を共にした方々です。その方々の若い頃の姿が記憶に深く刻まれているものですから、一年経つごとに高齢になられたお姿に接すると、複雑な心持ちになります。きのうは、半ば冗談で「そのうちに、オレも、ここにめんどうなりに来るから」などと笑いながら語り合いました。

会では、例年のように村の踊りの会のみなさんがお祝いを盛り上げてくれました。私も、いつものように田畑の作物や山の幸など村の様子をご紹介して挨拶とさせていただきました。

▼今日は彼岸の入り。我が家の背戸にある早生ヤマグリが3日ほど前からカネ色の実を落とし始めています。所用で村内をきのう回ったら、やはりあちこちで早生のヤマグリが稔って落ちています。

手倉では、住宅そばにある稔った早生ヤマグリにクマが目星をつけたようで、実を食べに通っているようです。あちこちの田んぼにも「稔った稲を食べる」クマの出没が頻繁で、それらのいくつかはワナで捕獲されています。

写真は手倉の田んぼの中を、稲を踏みつぶして歩いたクマの跡で、田んぼにはクマの足跡が残っていました。我が家そばの小さな神社下の畑にもクマの足跡が。いずれも成獣のクマです。