きのう9月定例会議の全日程を終え、村議会はいったん休会となりました。
教育長選任同意案、固定資産評価審査委員選任案、31年度各会計補正予算案、30年度決算認定案、指定管理者指定案、各条例改正案など、提出されたすべての議案は全会一致で可決、同意、認定されました。
補正予算案については、一部内容について予算計上の時期の適切さについて言及された委員長報告がありました。決算案の審査では、厳しい財政状況のなか、いっそうの行財政改革が求められることなどに触れた委員長報告がありました。指定管理案についても、現状の管理内容について諸々の改善すべきことが質疑で指摘されました。
いつの議会でもいえることですが、一般質問、あるいは審査・質疑でとりあげられた内容のうち、村政運営上とくに重要な課題となっている事がらについては、議員個人の発言にとどまらず議会全体として意を注がなければならないものも当然あります。それら村政課題の改善や提言の具体化については、今後常任委員会などの活動を通して、さらに提言が促進されるようつとめられるものと思われます。
所用があり、議会を終えてから須川高原まで上がりました。温泉のある標高1100㍍ラインでも、ウルシをはじめ低木の色づきが始まっています。1600㍍ラインの頂上付近ならもっと色づきが多くなっているでしょう。
途中、イワカガミ湿原に立ち寄り、やや過ぎ目となっているリンドウとウメバチソウ、それに気品のあるサロメチールに似た香りをもつシラタマノキの実をながめてきました。
連日、季節外れの真夏日、夏日の晴天で田んぼの稲穂もよく稔ってきました。田子内地区の田植えの早かったところや、岩井川地区のハサ架け乾燥農家などでは15日前から刈り取りが始まっています。この週末になれば、いっきに稲刈りの光景が増えるでしょう。それもお天気次第ですが。