8月30日に開かれた議会運営委員会で、3日に開会する村議会9月定例会議の日程が決まりました。
会議は、3日に行政報告と秋田栗駒リゾート(株)などの各報告、議案提出・説明、11日に一般質問と常任委員会の陳情審議、予算特別委員会、12日~13日に決算特別委員会、最終日の18日は議案審議となります。日程は別掲のとおりです。
議案では、教育長の選任案(再任)や補正予算案、平成30年度決算認定案などが提出されます。
一般質問の通告締め切りは4日正午、質問日は11日です。団体、個人問わずみなさんぜひ傍聴にお出でください。
▼31日の夕方、立ち寄っていた童から「イワナとりに行きたい」の声がかかり、網をもって自宅前の小沢へ30分ほど。この沢は、カシカ(カジカ)、イワナ、ヤマメ、川ザッコ(ウグイ)、ニガペ(アブラハヤ)、スナメロ(スナヤツメ)、ドンジョ(ドジョウ)など魚の宝庫。
小さな淵の瀬尻に小さな網をあてがい、ちょっと追い込んだだけで一度にイワナ3匹とウグイ1匹が網に入りました。幼児の頃から同じ体験を毎年しているだけに童も手馴れたもの。魚獲りも「もう少しで一人前」というところまでコツがわかるようになってきました。
▼31日夜は大曲の全国花火競技大会。もちろんこちらはテレビでの観覧。心配された雨もあがり、個性あふれる全国の花火師たちの競技花火、注目された特別プログラム花火、待ちに待った大会提供花火に見入りました。
そしてなんといっても惹かれるのは「♪♪♪秀麗無比なる鳥海山よ♪♪♪」の秋田県民歌にあわせて打ち上げられる最後のスターマイン。県民だけでなく全国のみなさんが、毎年、この歌声、このメロディ、この響き(花火も含めて)を心に刻み込んでくれることをうれしく「秋田って、なんだか、いいよな」と誇りに思います。
最後の県民歌の前にとか、大会提供花火とかで、われわれが唄った「朝明け雲の…♪♪♪…みんなでみんなで唄おうよ♪♪♪」の県民の歌もふくめ、楽曲「大いなる秋田」の演奏会のように合唱曲(児童の合唱もふくめて)もふくめ流されるなかでスターマインなどが打ち上げられたら「花火との調和が、なんぼ、ええだが」などとも思う時があります。
観光や移住定住をふくめ、人々に「そこに住み続けたい、そこを訪れたい」と思っていただける最大のカギは、そもそも肝心カナメのそこに暮らしているひとびとが「郷土に誇りをもっているかどうかだ」ともいわれます。
花火は大曲とともに広く県民の誇り、二つの県民歌と楽曲「大いなる秋田」も県民の誇り。花火だけでなく、自分たちの県や市や町や村、集落のことを「私たちの地域は、これが誇り」とみんなが外に向かって伝えることができている。そういう心がそだてられているかどうかが大切なのだと、大曲の花火は教えてくれます。県南も秋田も、ほかの市町村にも、県民歌や花火のように全国に誇れる歌、踊り、まつり、曲、伝統、食、モノづくり、宝の資源はあふれていますからね。
写真はNHKBS放送からです。最後の写真は、観客と花火師たちの「ありがとう」のエールの交換です。この光景も県民歌とともに毎年胸が熱くなりますね。ありがとう大曲の花火に関係されたすべてのみなさん。