決算審査はじまる

平成30年度村各会計の決算審査が、議長、監査委員をのぞく8議員で構成される決算特別委員会(佐々木悦男委員長)で始まりました。

きのうは一般会計の質疑応答を終え、今日は特別会計の審査へうつります。

いつも記すように、決算審査に添えて提出しなければならない主要事業の成果説明書が20数年前とは比較にならないほど充実しています。なので、以前のようにいちいち事業の内訳を質疑で聞き出す時間がかなり省かれ、本来の決算審査、つまり予算が目的にそって有効に使われたかどうかの議論にたっぷりと時間を割けるようになっています。継続すべき事業、見直すべき事業、成果を踏まえた新たな事業展開などへの言及も含めてです。

それでも、ある分野の事業では「事業の成果をもっとわかるように成果書に載せるべき」という旨の発言もきのうはありました。

とりわけ多額の予算額を必要とした村独自の政策的な事業については、現在も今後も村財政と大きく関わるだけに、成果をしっかりと村民に説明できるだけの事業効果をあげるために当局も議会も常に追求しなければなりません。決算審査は、そのための検証をして事業の在り方について認識を深め合う大事な機会なのです。