活動をともにしてきた友の急逝

同僚議員のご家族が亡くなられ、きのうはその会葬で出棺の場に向かいました。

終えて役場などで用務を果たし帰宅、次の用務にとりかかろうとしていたら電話が鳴ります。

それは私にとって信じられない訃報。電話の向こうで「とうさん(夫)が、亡くなった」との旨を私に告げられたのは、きのうこのブログで閉店のことを記した後藤とうふ店の店主、後藤解生さん(64歳)の、その彼の奥さんの声でした。

「80年ほど続いた店の、これが、最後の豆腐づくり」ということで、3月30日、解生さんの作業を早朝から1時間以上いっしょに見つめて記録の写真にし、きのう2日のブログにその一部を載せたばかり。あんなに元気に仕事をしていたのですから、急逝の報に言葉を失いました。

しかし、まるで眠っているようなのに冷たくなった亡骸を前にして、その事実を認めなければなりませんでした。生業を為し終えて店を閉じ「さあ、これから第二の人生へ」という矢先でのこの無情。故人の無念を察するとともに、ご遺族皆様の驚きと悲しみを目のあたりにして、なんともあらわせない心境になりました。

青年運動をはじめ何十年もの長い間活動をともにしてきた在りし日の友を偲び、今はただ、ご冥福をお祈りするばかりです。