少しずつ新顔登場

きのうは村産業祭の実行委員会が開かれました。27日夜から農林産物などは展示・観覧となりますが、中心行事が行われるのは10月28日(土)の予定。

急きょ報道された解散総選挙投票日程がらみもあり、役場関係者は普段は必要の無い思案もしなければならないようでなかなか大変の様子と思われます。しかも今年は50回記念。いつもとちがうイベント内容もあり、さらに東北各地の芋煮汁を楽しむ商工会関連の「芋の陣」も村で同時開催されますから、なおさらです。

▼過ぎた連休中、ちょっとちょっとの間に家まわりの野山を散策。もちろんお目あては里で出会えるキノコたち。

まずは色の美しい二つのキノコさんたち。純白、純黄、ホウキタケとソウメンタケの仲間などこれらはどれも食べられるキノコの仲間たちらしいですが、私は口に入れたことがありません。ながめて楽しむ菌類ということにしています。

次はイグチの仲間たち。我が家でよく利用するラグヨウ・マツシタキノゴ(ハナイグチ)と、もうひとつ、私はあまり好みとしませんが、多くのから人気のあるアミッコ(アミタケ)。

ラグヨウは早生ものなので、どちらかというとかたちはまだ虚弱。アミッコはもう過ぎ具合が多しです。いずれも特有の粘りを楽しむキノコたちです。ラグヨウはいつも湯がいて刺身風で味わいますが、いつもこの美しい切り口をみただけで食欲をそそられます。

次は村で最もよく利用されるアガキノゴ(サクラシメジ)とサモダシ(ナラタケの仲間)。今年のアガキノゴはまだ量がそれほど多くない様子。サモダシ、といっても、写真は我が家ではネスゲモダシと呼ぶキノコで、おそらくヤチナラタケという種でしょう。ナラタケの仲間ではもっとも秋早くに顔をだす種で、味はサモダシのなかでも最も旨味のあるダシをもつキノコです。

アガキノゴもサモダシも、塩蔵され冬の味覚として村では多くの家々が昔から親しんできたキノコたち。それだけに、お米と同じように今年の作柄がみなさん気にかかるようです。

最後はいつものハタケシメジ。予想したように次から次へと見事な株を出し続けていて、我が家の食卓をにぎやかにしてくれています。