9月議会終わり、狩猟免許講習、敬老会

村議会9月定例会議はすべての議事審議を終え、15日で休会となりました。教育委員の人事案件や議員提出の意見書案件を含む全議案が同意、可決、認定となりました。休会中も、常任委員会活動や中央要望活動が今後とりくまれる予定です。

16日は狩猟免許の更新時講習で秋田市の遊学舎へ向かいました。県南を会場にしての講習も前もってあったのですが、ほかの行事と重なり参加できず、免許有効期限ギリギリでの受講となった次第。一時は、「あと、止めようか」とも思ったほどです。

会場では、村出身で今は秋田市に住んでおられる元隣家のSさんとたまたま同じ机で受講。猟歴も長いSさん。クレー射撃やクマの有害駆除出動などもふくめおおいにがんばっているようで、「血を受け継いでいるのかな」と思いました。彼の家は代々、腕のたつ狩人の家として地元では知られていたからです。こちらも、その先代の方々に猟の技を教わっています。

講習では、若者の狩猟免許新規所持者が増えつつあること。鳥獣被害やクマの生息数などに関する現状なども話されました。クマの生息調査の手法変更により、推定生息頭数が大きく変化(増へ)する可能性があることなども語られました。

秋田では狩猟期間におけるクマ猟の自粛が長い間続いたためにクマが人間を恐れなくなっているともいわれます。人によるクマへの「捕獲圧」がはたらかないことが人里へのクマ出没要因のひとつともされ、「自粛」継続についても是非が検討されているようです。困ったことに、イノシシ、シカの生息数が県内でもジワジワと増加傾向にあるようです。

▼18日は地元岩井川部落の敬老会へ。列島を縦断し当日朝に秋田へ最も接近という台風18号の影響が心配されていたなかでの開催。夜中にはかなりの強風となり、朝になってたんぼを見渡したら稔り最終期の稲の倒伏が目立ちました。でも村ではそれ以外の大きな被害はなかったようで、ホッと安心の中で会が進められました。児童館のみなさんの歌や踊り、歌謡舞踊愛好のみなさんの踊りも加わり、お祝いの日を盛り上げてくれました。

台風では南から北まで人命に及ぶ被害もふくめ被災がありました。被災されたみなさんへお見舞いを申し上げます。

▼15日、我が家の背戸にカネ色に稔ったヤマグリの実が初めて落ちていました。実の落下は昨年より4日遅れ。この栗は我が家の季節指標のひとつですから、やはり今年は秋の稔りが少し遅れているようです。栗の木のそばにある野のリンドウも花の色がひときわ目立つようになってきました。たんぼもやっと黄金色に。今週末あたりから穫り入れにかかる農家の姿がみられるでしょうか。