現行体制で最後の地域農業委員会研修・交流会

湯沢雄勝地域農業委員会連絡協議会による合同研修会と交流会がきのうわが村を会場に開かれました。平成の市町村合併後につくられた連絡協議会ですが、郡市でこうした組織をつくり、研修・交流会を続けてきたのは県内にもあまり例がないでしょう。

毎年持ち回り開催してきた集いで、例年11月頃に行われていたものですが、昨年11月は種苗交換会にあわせた県の農業委員大会の会場が湯沢市であったことや、3年に一度のそれぞれの委員会管外研修で日程を割かれたことなどもあり、今年度は年明け開催に変更していたものでした。

時あたかも新しい農業委員会法にもとづく新体制に移行する年でもあり(現体制での任期は7月)、研修テーマも県農業会議総務企画部長の松田功氏を講師にお迎えし、それにふさわしいお話をしていただきました。

湯沢市、羽後町、東成瀬村とも、先の12月議会で農業委員と農地利用最適化推進委員の定数条例を決めており、全国、県内の市町村と同じように農業委員だけでは大幅に現数を下回っています。

そういうこともあり、「戦後続いた現組織体制での最後の研修・交流会、」「同じ顔ぶれとしては、おそらく最後の集い」ということを、当然ながら意識された日となりました。

今年度は、議会の3市町村交流会もわが村が当番で天候快晴。きのうも、寒真っ最中の時でしたが、つかの間のとても穏やかな一日。開催当番地として、お天気に助けられた28年度でした。