4月末で山菜が本番突入

さあ、山菜本番のゴールデンウィークがやってきました。

近年では雪解けがもっとも早く進んだ村ですから、予想以上に山菜の芽出しが早く、連休初日29日に開業した村の直売所はもう山菜のオンパレードでした。

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CIMG3308-1こちらも、毎年早めに山菜が出そうなヒラ(底雪崩)の落ちた急斜面に向かった所、ウド、アザミ、ホンナ、ワラビ、ジェンメ(ゼンマイ)、オオナルコユリ、シュデコ(シオデ)などがもう採り頃。コゴミなどは過ぎ具合で、雪解けの遅い場所を選ばなければ手にできないほど。

村は集落によって標高がずいぶんちがうので所によってですが、例年になく山菜の春は早く進んでいます。こんな年は、おそらく過去にもそう多くはないでしょう。ただし、雪が少なくて雪崩が落ちにくかった斜面は雪解けが遅く、ここだけは雪の多い年よりも逆に山菜の発生が遅いという珍現象も見られます。

CIMG3296-1CIMG3309-1連休はじめは残念ながら雨。せっかく咲いたシラネアオイも、花びら(がく)を下向きにして雨をしのいでいました。気品ある名をもつヒトリシズカにもめずらしくカメラをむけてみました。

CIMG3314-1▼29日は、公園の冬囲いはずしや国道沿いのゴミ拾いなど部落恒例のクリーンアップ、生活・農業用水路掃除の共同作業に集落一同が繰り出しました。ゴミの不法投棄などよからぬ心の行いで汚された人里もとりあえずきれいになりました。「美しい村」の名に恥じない山里を保つためには、河川敷や山野の不法投棄ゴミ撤去でもうひとがんばり村をあげてのクリーンアップ大行動が必要のようです。

CIMG3332-1CIMG3333-1▼きのう1日は別当一同で神社のしめ縄つくりをおこないました。順番にまわってくる別当役で今年は我が伍長組もはじめての当番。別当の仕事始めはしめ縄つくりから。

わが家を会場にして別当役となった合居、上野、東村3部落のみんなで、慣れぬ手つきでのはじめてのしめ縄つくりです。氏子総代を長年つとめ終え、別当をも指導してきた合居の大先輩Sさんに手伝っていただき、なんとかかたちはできあがりました。祭典は5月の第2日曜と決めていて、今年は7日の宵宮、8日の祭り日となります。