順調に進む水道工事

村の簡易水道統合・更新事業は、現在進められている中部地区(岩井川・入道集落)の整備工事で終了となります。

中部地区にある我が家も給水を受ける世帯であり、量水器までもふくめ配管の工事がこの工区ではほぼ完成とみられるほどに進んでいます。

夏から配管工事の全体状況を目にしていました。随所での国道横断掘削や歩道掘削をはじめ、場所によっては機械もはいれないような野や、民家そばに縦横にめぐらされている狭い道路などを人力で掘削し配管する工事の様子を見る度に、この事業に要する費用の大きさへ考えが及びます。村の起債も、この水道事業が大きな比率をしめています。

更新・統合では、大がかりな工事あり、細々とした工事あり、時には予想もしなかった難工事もありです。全国の自治体には、水道設備の老朽化にともなう更新の必要なところが多いようですが、こうした水道施設の更新整備は、事業費を考慮すればたやすくは取り組めない大きな課題であるとされます。わが村で導入している配水場の膜濾過設備などもふくめ、こうして工事全体を目にすれば、その事業の大きさ(費用の大きさ)への理解をより深めることができます。

我が家そばには、これまでよりも背高の新しい消火栓(雪国仕様でしょう)も据えられ、この工区では配管工事はほぼ終わった模様です。中部地区の工事は来年度に完工の予定で、それで村の上水道施設の更新は終わります。