仕上げの畦草刈り

おとい午後ときのうは今年最後の畦草刈りへ。5月、代掻き前に最初の作業を始めてからこれで5回目。つまり畦草刈りは月に一度ペースの作業ということになります。

今年は、農道や大きな土手などには非農地用の除草剤を時々使ったので、草刈り作業の時間は比較的短くなりました。畦の一部にも農地用の除草剤を少し使っていますが、当分は今の使用程度で済ませておこうと思います。

黄金色を増してきた稲穂のそばでは、3年ほど前に植えたオミナエシも黄金色に輝いています。集落では、この花を「盆ばなこ」と呼ぶとともに「黄金ばなこ」とも呼びます。いよいよ収穫の9月、稲穂の傾きも大きくなり、山間の田んぼは、まるで黄金のじゅうたんを敷いたようになり実りの季節へとまっしぐらです。

先日種を蒔いたダイコンが芽を出しもう双葉がこんなになっています。

田んぼの排水も今年は万全、畦もきれいになりこれで刈り取りの準備はすべて整いました。今年は天気さえよければ収穫作業は早く進められそうなので、コンバインや乾燥・籾すり機械も点検を少しずつ進めています。

▼おとといお伝えした里山のキノコたちの続きです。今日は猛毒キノコ、毒キノコ、もしくは食毒不明、あるいは食べられるだろうけれども私は食べないキノコの仲間たちです。

それらの最初にあげるのはホウキタケの仲間。いずれも白色もしくは薄茶色で、食べられるホウキタケの仲間とも思われますが、こちらは警戒して食べません。

次の傘と柄が赤みを帯びたイグチの仲間、それに薄茶色のイグチの仲間もこちらは食べないキノコ。薄茶色のイグチは食べられる種と似ているので食茸かもしれませんが、ムリして口にすることはありませんので食体験はなしです。

ほかは猛毒や毒種のテングタケの仲間であり、最後のオオワライタケは似たものがほかにないほど色と形に特徴のあるはっきりとした毒種。それでも山形の一部地方では一定の解毒処理をして「食茸」扱いしていると記すガイドブックがあります。こういう面でもキノコの世界は奥深しです。なるほど姿をみればいかにも食べられそうですからね。