サクラシメジ(アガキノゴ)も登場

近くの里山に見置きしていたネズミハギモダシ(ウスムラサキホウキタケ)が、採り頃の大きさになっていたのでいただいてきました。今年、この種の発生量は平年の半分ほど。それにキノコも大きさがいつもより小さめです。彼らの生長にとって今年は厳しい夏だったようです。

すぐそばにはアガキノゴ(赤きのこ・サクラシメジ)も顔を出しはじめています。9月初めから末近くまで採れ、発生箇所も比較的広く収穫量も多いためか、プロはもちろんのこと気軽に出かける山入の方々もふくめひろく人気のあるキノコです。村では塩蔵して冬の鍋ものなどによく利用されます。

アカヤマドリも生長にともない傘が特有の色形となってきました。今回は湯を通した後に一夜漬けでのごちそうです。

ナラ林内には、ハナホウキモドキと毒きのこがデュエットしているような姿も目に入りました。これからの森は、表現力豊かな菌類たちが色形様々な装いで登場します。それは、さながら、森を育て掃除するキノコたちのミュージカル舞台のようでもあります。

いよいよキノコの季節は本番入り。この日とってきたシーズン最初によく食べるキノコをならべてみました。

▼9月定例会議の今日は、3議員による一般質問、陳情審議が行われ、予算特別委員会が開かれます。