雪害警戒部設置下、今冬初の雪下ろし

通年議会の最終日を今日にひかえて、きのうはいつものように事務局と若干の打ち合わせをし、帰っては、消雪に使う池に注ぐ用水路の雪寄せや、ロータリー除雪機で作業小屋周囲の除雪にとりかかりました。

終わって午後は今冬初めての住宅の雪下ろしで屋根上の人です。14日夜からわずか2日間で積もり続けた屋根の雪は150㌢ほどあります。自宅でこんなに多くの雪を積もらせての雪下ろしは初めて。積もった雪は締まっていて意外に重く、作業ははかどりません。

こんなに作業時間を要したのは初めてで、住家はすべて済ませられるだろうと思いましたが、かなり残してしまいました。やはり、尋常でない量の雪だからで、こういうことも初めて。終わったら、腰と足がめずらしく痛みます。

雪下ろしをしている間も降るは降るはの大雪。そんな雪混じりの鉛色の空から、そして成瀬川の渕からもクォークォーの鳴き声が聞こえます。声の主はハクチョウの群れで、何群にも分かれて東から西に向かいます。群れはおよそ3時間にわたって次から次へと。中には羽根を休めるためか我が家前の淵に舞い下りる群れも。また、どうしてなのか東に向かう群れもいますから、これは、何かの理由がある「乱れ飛び」なのか。渡りの季節でもなく、成瀬川の渕にはエサもほとんどないはず。村の空を彼らは何を目的に乱れ飛びをしているのでしょうか、不思議な動きをするものです。

今日で1年間の会期で活動してきた議会は閉会します。村内は村の雪害警戒部も設置されるなど12月としては異常な大雪下にあります。議会は閉会しますが、災害対策特別委員会を常設している議会でもあり、今後も緊張感をもって大雪へ対応してゆきます。雪のことで気づいたことがありましたら、役場とともに議員各位へもどんどんご連絡を願います。

今朝も積雪は重なり、しかも湿り気のあるやや重い雪でした。一度も雪を下ろしていない屋根はかなりの重さに耐えています。屋根雪の量も半端でないので作業には充分気をつけましょう。