国の将来を担う成人のみなさんの式典へ

村では69回目となる成人式がきのう行われ、村議会総務教育民生常任委員長とともに出席。CIMG5837-1

今年の新成人は21人。式典出席は15人。新成人のみなさんと一同でお会いしたのは確か中学校の卒業式以来。あれから5年ほどでみなさん立派に成長され、これからは名実ともに大人としてあつかわれる存在です。

今年から選挙権が18歳へと拡大され、みなさんはすでに7月の参院選挙でその権利を行使されたはず。現行法では成人は20歳。なのに、それより2年前に、国民としての最大の権利の一つである選挙権を得ることになった若者たち。今年成人式をむかえられたみなさんは年齢としては過渡期のなかで選挙権をもちましたので、あいさつ内容について若干の留意を必要とされましたが、骨格はこれまでと変えずに、「選挙権を必ず行使してほしいこと」「平和をまもり続けてほしいこと」の二つを申し上げました。

それと、「これまで育ててくれた家族・親への感謝」を一言加えました。親にとって、子の成人は「やっと、ここまで育ってくれた、育てた」という何にも代えがたい感慨、喜びの時なのですから。

ところで、繰り返しますが、大人としての最大の証ともいえる選挙権は18歳から得るのに成人年齢20歳というのはやはり大きな違和感があります。選挙権が18歳であれば成人も同じ年齢となるのは世界の大勢。人類は、18歳を人間の成長の大きな区切りとするところにきているようです。高校を卒業したら成人、若者たちが大人としての自覚をより高く意識するような社会が、我が国でも、もう目の前にきているのでしょう。