夏らしい天気が続いたお盆

CIMG5782-1お盆で稲穂もほぼ出そろおうとしている村。天候はいかにも夏らしい日々が続いたのでこのままいけば村全体では平年並みの収量が確保できるでしょうか。ただ、我が家は、元肥を過ぎるほどに抑えたことと、薬害なのかどうも原因不明の生育不良圃場も一部にみられ、今から、平年の8割ぐらいの収量に落ちるかなと見込んでいます。

CIMG5799-1CIMG5805-1CIMG5808-1CIMG5816-1「お盆は川で泳ぎたい」と約束していた童たちと自宅前の瀬と淵へ。瀬にはカジカ、岸辺には初夏に孵化したばかりのウグイの子たちが群れでいて、童たちの絶好の遊び相手をしてくれます。

CIMG5786-1家のまわりはみんな自然公園みたいなもの。虫の好きな童は「クルマトンボ(ノシメトンボ)がアブをつかまえて食べているよ。もうほとんど食べ終えるところだよ」というので「現場」に近づいたら、ほんと、おいしそうにアブを食べ尽くそうとしています。オニヤンマなら時々みかけることですが、それより小さなトンボがどんなふうにしてあのすばしこいアブをつかまえることができたのか、その瞬間を想像してしまいました。それにしても童の観察眼は、なかなか鋭いもの。

CIMG5743-1CIMG5739-1CIMG5752-1CIMG5756-1この季節、里や高山の沼や湿地にはタチギボウシなどの仲間たちが花開くとき。そばの水面には、ヘレネかクレオパトラか楊貴妃か、にたとえたくなるようなヒツジグサの花が、静~かに輝いています。花に「輝き」のことばがぴったりなのは、きっとヒツジグサが筆頭格でしょう。