にぎやかさも、またよし

役場でいつもの用務を済ませ、月末にできなかった所用で村内を駆け回ったり、田植え後の後片付けなどに動き回ったきのうでした。

CIMG4011-1苗箱掃除で水を使い続けていた妻は、雨具を着けていても「さびぃ(寒い)」と言います。外気は日中でも11℃、夜は9℃。ゴム手袋がなければ水仕事はできないほどで、今朝など、たんぼの水もひやっとするほどの低温です。温度差が極端ですから、半袖でもよかったり、かと思えば長袖がほしかったり、きのうのように屋内では昼も夜もまだ暖房がはなせなかったりと、この季節特有の天候がはじまりました。

したがって、我が家の薪ストーブは、衣替えの月になってもフル燃焼のまま。「もう一度は、煙突掃除をやらねば」と妻は言います。

CIMG4009-1▼童と戯れて水槽に放したままのニガペ(アブラハヤ)と川ザッコ(ウグイ)。いざ水槽にいれてみると、観賞や癒やしとしてはなかなかの効果もので、とくに小魚のアブラハヤの動きをみていると時間のたつのを忘れるほどです。

そういうことで、餌をいっぱい購入、しばらく水槽においてみることにしました。池の鯉も増え、小さいながら口のあるものがいっきょに70匹ほど増えた我が家。人間社会では「減少、減少」の言葉があふれているためか、小魚、鯉といえど、まわりがにぎやかというのはまたいいものです。

日本列島全体の自治の気概が一点に集まって

CIMG3999-1CIMG4001-1

年に一度、全国の町村議会議長と副議長が一同に集う研修会が、きのうとおととい都内の中野サンプラザで行われた。

とくにきのうの都内は夏のような天気。沖縄の方面だろう県民特有のシャツ姿で参加されている方々もおられた。当日のサンプラザには、全国の方言が入り交じる会話もあちこちで聞かれ、最北から最南まで町や村の人々が集う全国研修会らしい雰囲気に満ちていた。

町村議会の特別表彰を受けた二つの議会の活動報告もあり、さすが特別表彰の対象になるだけの内容豊かな事例も語られた。

二日間の日程を通じて、自分たちの町や村は自分たちで治めるという自治の原点から離れない姿勢堅持が大事であること。私にとってはそういう覚悟をあらためて固めた研修会であった。

▼横手盆地から関東平野まで電車や新幹線の車窓からのぞむ景色のほとんどは緑の山と早苗が落ち着いた田園風景。「ここは瑞穂の国」であることを思わせる景色がいつものように広がる。

それにしても、秋田県南部のたんぼ一枚の広さ、基盤整備の進捗度の高さはきわだつ。これだと、機械も大型化するのは必然で、その先に待つのは何かもよくみえてくる。その「何か」にあてはまる言葉は、ひとりひとりで考えがちがうと思うので、みなさんのご想像におまかせしたい。