冬支度

今後の行事予定やお天気具合などをみて、薪入れ、家屋の一部冬囲い、そしてエドカギ(井戸かき・池の泥上げ)と、3つの主な冬支度をひとまず終えました。

池の鯉は一年増しに体が太く長くなり、飼って50年ほどたった大きいのは網に入れてから「ヨイショッ」と気合いをひとついれて持ち上げるほどにたくましく生長しています。

地元集落からのぞむ焼石連峰のサンサゲェ(三界山)やゴンシロウモリ(南本内岳)の麓はブナの落葉が完全に終わり、木々たちも冬支度を終えたようです。

薪入れをしようと木島(キジマ・割った薪を野積みにした姿)にかぶせた雨よけのシートをはがしたら、シートの中にすごい数の蜂がもう冬ごもりしていました。動きがにぶいので油断していたら、一匹の蜂に指を刺され激痛がはしりました。

冬囲いをしようと積み置いた板を取り出そうとしたら、こちらにはジャゴムシ(アネコムシともいうカメムシ)がいっぱい冬ごもりです。もう里に初雪がいつあってもおかしくない季節。人も虫たちも「雪の降る前」のうごきに懸命です。

▼文化の日のきのう、秋の叙勲も発表されました。地方自治功労として議長会の活動をともにした大潟村議会前議長の阿部文夫さん、五城目町議会前議長の小林正志さん、井川町議会前議長の藤田俊悦さんの3氏が旭日双光章の誉れとなりました。

また、農業委員会会長や農業会議で長く活動を共にさせていただいた県農業会議副会長の後藤久美さん(北秋田市)も受章です。

同級生の古谷実さん、郡猟友会で活動を共にした羽後町の藤原信三さんも消防功労で瑞宝単光章の受章です。各位へ心からのお祝いを申し上げます。