雪を見る日が多くなる

きのうは今冬二度目の人里への積雪となり、役場からの積雪情報が発信されるようになりました。

役場そば、仙人様の大イチョウの葉っぱはまだこんな状態ですから根雪になるのはもう少し先だと思いますが、暮らしは一日増しに本格的な冬構えにと変わりつつあります。

▼そんな雪の舞う中、きのうは広島県尾道市議会のある会派のみなさんが教育行政視察で来村されました。前日には男鹿市へ視察で入られたようです。

村議会では、新型コロナ禍を考慮し議会のホームページで視察の受け入れを原則お断りしていたものですが、教育委員会と共にいろいろな状況を判断し、学校への視察はできないことなどの限定つきで今回の視察要請に応じたものです。

村への視察は教育行政を主にしてとても多くなっており、昨年度は、徳島県議会や山形県議会、埼玉県志木市議会、静岡県清水町議会をはじめ全国12地方議会の常任委員会、会派など72名の方々に訪れていただいております。議会、教育関係者、マスコミ、企業など全体の教育行政視察の人数は海外も含め昨年で約450名で、この増加傾向はここ数年続いていました。

それが、新型コロナでやむなくこちらからお断りしたことや、予定した先方側の中止もあり、今年度は議会のみなさんとしては最初の視察ということになりました。

今回は、学校視察の時間がなかった分、教育長の説明や質疑応答には充分の時間を割くことができ、村の自治における教育行政の姿は一定程度ご理解いただけたものと我々は思っています。「兄が校長をしているので」という議員さんや、憲法と教育を結びつけてご発言された議員さんもおられ、みなさんからはそれぞれ内容の濃い質問とご意見が出されました。

学校現場の視察ができなかったこともあってでしょうか、意見交換締めくくりの時間には「もう一度、議会の多くで、視察に来たい」という旨のご発言がありました。須川高原の栗駒山荘などをご承知のようでしたので、「今月の14日に、NHKBSのグレートトラバース300名山で、栗駒山と焼石岳への登山も報道されますから」とご紹介しながら、宿泊での再度の来村をお誘いしたところです。