晩秋の林はモミジが映えます

寒気次第では、里への雪がいつ降っても不思議でない11月はじめ。まずはと、車の一台はスノータイヤに履き替えておきました。少々ある花木も、簡単な冬囲いを済ませました。

部落(自治会)の役員会が30日に開かれ、冬にむけた用水路の草刈りや公園などの清掃冬囲い作業を8日に行うことを決めました。11月は、みんな、冬へ冬へと心も体が動きます。

31日は村猟友会の総会へ。カラスやクマの有害駆除、事前調整捕獲、生息調査などの活動に加え、山岳遭難の捜索救助では消防団や捜索隊の一員としてとくに頼りにされているのが山をよく知る会員たち。1日からカモ猟が解禁となっていますが、はたしておいしいカモ鍋はごちそうになれたのでしょうか。

ブナの森深山は木の葉のすべてを落としもう冬山。里が雨なら奥羽の脊梁はいつも雪景色という季節。集落の東、合居川渓谷奥にドーンと座する焼石連峰・三界山も白装束の日が多くなっています。

CIMG9994-1CIMG9998-1CIMG9999-1CIMG0002-1CIMG0007-1CIMG0014-1CIMG0016-1CIMG0017-1人里の林も落葉がだいぶすすみました。こうなると映えるのが比較的遅く色づくモミジやイタヤカエデたち。わが家裏山、車道脇の林は低木が落葉したので見通しが次第によくなり、童と散策するにはちょうどよし。

歩いていたら「あっ、キノコ」と童の声。里山も、深山も、今の林を歩いたらよく出会うのは枯れ木に出るムキタケ。

里は里でも、宅地脇の草むらには、晩生のハタケシメジもモコッモコッと最後のカオを見せています。こんなに遅くなってもいい形で発生をつづけていますから、今年はハタケシメジにとってずいぶん発生条件のよい環境だったようです。童はムキタケは苦手のようですが、ハタケシメジは大好き。自分で採ったキノコを食べられるのですから、山村の童は幸せということでしょうか。

CIMG0019-1CIMG0023-1CIMG0021-1CIMG0026-1CIMG0028-1CIMG0029-1CIMG0034-1CIMG0041-1CIMG0043-1CIMG0046-1CIMG0047-1CIMG0048-1CIMG0051-1CIMG0053-1CIMG0049-1▼1日午前の赤滝です。滝つぼ脇の黄色のモミジがまだ観られるかなと足をむけましたが、もう葉っぱはなし。天気が比較的よかったからでしょうか、本格的な構えのカメラマンさんが二人、滝景色をしばらく写し撮っていました。今年の私の赤滝通いはこれでおしまいです。