小さな生きものたち

風雪害や腐食で役立たなくなったりんごの木を薪用として身内からいただいていて、それもふくめた今年の薪切り作業をきのうようやく終えました。この後にはそれらを割る作業が待っています。

 

 

 

この間たんぼの畦で見かけたカエルのたまごが入っている泡です。おそらくこの泡の主は青ガエル(生きもの大好きの孫は、シュレーゲル青ガエルだといいます)でしょう。青ガエルの仲間はよくこういう泡の中に卵が産み付けられています。モリアオガエルも、垂れ下がった木の枝にちょうどこんな泡をつくり卵を包んでいる頃かな。

私たちのまわりでは、命をつなごうとする生きものたちの動きがとても活発な季節をむかえています。すでに野の鳥たちの巣立ちも次々とはじまっていますが、地面では小さな蟻たちが巣へ食べ物を運ぼうとする共同作業がよく目につきます。

自分の何倍もある大きな獲物を遠くから時間をかけて動かしている蟻たちの姿。力の小さなもの同士が、その微力を足し合わせてひとつの目的を成し遂げようとする姿には、それが蟻たちに本来備わっている本能とはわかっていても、どこか感銘をうけるものがあります。「彼らも力をあわせてがんばっている。オレもそのようにがんばらねばな」と。

 

▼今日と明日は、道路、ダム、治水などに関わる県南6つの団体合同による要望活動が行われます。仙台の国交省東北地方整備局、衆参両議員会館、国交省、財務省などを訪れる予定です。