▼ちょうど16日~18日のお天気のように、卒業生のみなさんの、明るくて、心があたたかくて、そして胸にじんとくる小学校の卒業式と祝賀会へ出席。
卒業生が、それぞれ夢や目標、志をひとりひとり壇上でのべた時、そして門出の詩のとき、在校生と親御さん、先生のみなさんにも私は注目しました。
卒業生のみなさんの前にならぶ在校生は、1年生から5年生まで、顔姿こそちがっていてもいわば卒業生がたどってきた5年間を縮図のようにしてみるのと同じです。
1年生の顔姿、2年生の顔姿、3年生の顔姿、4年生の顔姿、5年生の顔姿、そして凛々しくかつ撫子をみるような卒業生の顔姿、「こういう年ごとの階段を上がって、6年たったらこんなに立派になって」と、教育の力のすばらしさ、親や家庭というものの大切さ、子どもというものの存在の大きさを感じながら式とお祝いの席を過ごしました。子たちが育つ姿、育った姿を一目でとらえられた卒業式、祝賀会、まことにおめでとうございました。
▼きのう、フクジュソウとミツバチのことを記しましたが、肝心の蜂はちょっと小さくてよくわからなかったようです。
幸いきのうも連続の春日和。花に立ち寄ったら蜂の数が10匹近くになっていました。それで3日連続の福をよぶ花を載せました。蜂にくわしい方なら、このミツバチの名がこんどははっきりとわかるでしょう。
今日は早暁からそぼ降る雨。来週には雪降りがまたやってきそうで、再び村はうすい冬色につつまれるはず。このミツバチたちは、今日も、またくる雪の日も、どこで一時の寒さをしのぐのでしょうか。
▼彼岸の入りの昨日、わが菩提の龍泉寺境内に並ぶ墓地の様子です。集落では、むかしから彼岸は最終の明ける日にお墓参りするのが慣習でしたが、最近は「中日にお参りする方も増えているようですよ」と、お墓の雪寄せをしていた女性のKさんが語っていました。
中日どころか、最近は彼岸の入りにお墓参りをされる方もおるようで、雪穴のなかにお参りに手向けられた跡がのこされていました。