みんな雪を軸にうごきます

▼昨日は朝からほぼ一日、主要地方道横手東成瀬線の整備促進期成同盟会の要望行動でした。

雄勝、平鹿の県地域振興局と本庁への要望で、会を構成する横手市当局と横手市議会、山内三又、東成瀬岩井川の両地区住民代表もいっしょになっての行動です。

秋田市内に近づくにつれ市街地はもちろん里山もむこうは積雪ゼロ。そのときこちらはまだ役場所在地で1㍍をこえる積雪。三又と結ぶ二つの道路が冬季閉鎖を解くのはこれから二月も先。両地域住民が永年ねがってきた通年通行の切実な思いが、重ねてみなさんから語られました。

村はまだまだ長靴暮らしの方が多いのですが、車でほぼ1時間のあちらは雪とはさよなら、もうたんぼ・畑も必要であれば土とまみれることもできるようです。

県側もこうした要望の積み重ねをよくご承知で、維持補修事業の継続とともに、課題の前進にむけた新たなとりくみが検討されている旨も語られました。我々の要望は道理あるものなので、通年通行実現の日にむけ、とにかく粘り強く運動をすすめなければなりません。

CIMG0036-1CIMG0034-1CIMG0031-1CIMG0039-1CIMG0037-1▼きのうは山里の懐古風な趣きでフクジュソウを紹介しましたが、今日は、わが家そばBさん宅裏の土手に群生する野のフクジュソウです。

きのうのおだやか天気で、わずかの雪解け地面に顔を出した花芽がいっせいに満開です。今年最初の蜜を求めてでしょう、冬眠から覚めたミツバチが二匹見られます。きっと野生のニホンミツバチなのだと思われますが、どこから飛んできたのでしょうか。1㍍30㌢ほどの積雪をそばにしての花蜜と蜂。雪国の山里はこうやって一日一日と春色を濃くしてゆきます。