浄化槽と公共牧場関連で常任委員会の調査活動

議会に2つある常任委員会で、所管事項の調査活動がきのう行われ同席しました。

総務教育民生常任委員会は、6月定例議会の一般質問でとりあげられた村の合併処理浄化槽に関して、約15年ほど前に工事された1箇所の不具合問題について、その事実確認と経緯、原因究明などについての調査です。

産業建設常任委員会は、公共牧場に放牧されていた村内農家の黒毛和牛の死亡がこの間相次いだ件について、牛の衰弱と下牧後に死亡が続いた原因の究明と再発防止などが調査の内容です。

委員会は村各担当課の説明をそれぞれ受けるとともに、総務の委員会では、鉄筋がむき出しになるほど破損したとされる浄化槽工事に施工された問題の柱状コンクリートの一部を視認。産建の委員会では長倉放牧場の牧草植生状態などの現地部分視察もされました。

産建委員会では、放牧牛の飼育農家と公共牧場の指定管理者双方を参考人としてお招きし、ご意見を聞き、質疑応答も交し合われました。

いずれの調査活動についても問われたのは、どこに、どんな内容の「原因と責任があったのか」であり、再発を防ぐためにとるべき策についての意見も諸々だされました。それらの意見を踏まえた常任委員会としての考えが今後まとめられ、後の定例議会で報告がなされるはこびです。