眼を手術

12月議会の真っ最中、眼鏡(老眼)を壊してしまいました。それに、老眼度が進んだのかどうも今年にはいってものの見えがさらに悪く、とくに左目がおかしい。それで「眼鏡を新しくするこの機会に眼医者さんに」と、議会休会中に眼科を受診しました。

そしたら、一発で「手術が必要。なるべく早く」ということに。老眼で見えにくくなったばかりでなく病気が進み「乱視になっている」という診断です。白内障手術などで予約の患者さんが多いのでしょうが、病状の進行を診られての判断なのでしょう、初診から一週間後のきのう急きょの手術となり、無事終えました。通院で済む手術ですが今回は左眼で、いずれ右眼も症状があるので手術ということになるようです。

眼の病気としては重いものではないのですが、侮りはできないらしく「手術しなければ、失明も」といわれ、内心はおだやかでありませんでした。紫外線が影響した病気といわれますが、原因は不明のようです。子供時代からの遊びの場も、仕事も趣味も紫外線の強い川や雪山と野良のくらしが並の方以上に多かったので、うなづけるような気もします。

そういうことで、片目が眼帯姿になり、車の運転も少々の間不可。治療のために時間を割き、なんらかのごめいわくを方々にかけることになりますので、明かしておくところです。

手で片方の眼を塞いでみればよくわかりますが、片目だけでも、眼が不自由だとどんなに困るか痛感の日々です。遠近差がよくわからない。足元が不安。もちろん眼鏡は不具合ですから細かい字は読むのに時間がかかる。無理して読もうとすると一方の眼が疲れるなど、不都合は次から次へです。

片目が不自由といえば思い浮かぶのはあの独眼竜・伊達政宗公。馬上と刃の戦国の世、武家社会で、隻眼であのような歴史に残る動きをされたのですから、その生きる力、まことに恐るべし尊しです。わが身がこのようになって、体が不自由な方々の日々の思いと意志の強靱さをあらためて知るところです。

それに比べればか弱いこちら。術後一週間の抜糸するまでは片目なので運転ができず、移動は「おかかえ運転手」をもったようにして妻に頼り切り。ここ2日間は通院治療ですが、決済文書などへの「はんこ」はもちろんきちんと確かめて押せます。