昨日は12日、「山の神」の日。小さな木材業を営んでいた我が家は、冬も夏も危険な山林労働が生業の柱だったので、12日という日はとりわけ強く頭におかれていました。
林業を営む方々の中には、一年の締めくくりとして年の暮れ12日にこだわる方が多く、山にはたらく地元のSさんが、きのう「今日は、安全祈願。みんなで拝んでもらう日だ」と語っていました。
その山の女神が微笑んだのでしょうか、昨日はつかの間の晴れ空。13日午後から14日にかけての大雪予報が出たので役場で週明けの所用を済ませ、「この機会を逃がさず」と住宅と車庫で今冬初の本格的雪下ろしに動きました。
都会のくらしと違い、移動を車に頼る村ではウオーキングやスポーツなどをされる方以外は歩くということが極端に少なし。冬になると雪に制約されてその歩数はさらに減ります。
きのうは、久しぶりに屋根の上で行ったり来たりの繰り返し。それでも歩数計は7千700歩余(約4㎞)を記録しただけ。東京へ要望活動などでむかう時は、一日に1万5千歩近くを記録していますから、大都会の電車乗り人のように「もっと足を動かさねば」です。汗をじっとりとかき全身をつかう雪下ろしは、その点、なんぼかいい運動になっているはず。