これ、人気の平良カブではありません。姿かたちは似ていますが、葉っぱを見れば一目瞭然、遅くに種を蒔いたまだ幼い大根です。
雪国のこれから半年は、大げさにいえば「緑の色に飢えるとき」。そんなときには大根の葉っぱの緑も大歓迎。我が家では、平良カブのように葉っぱと茎の緑を活かして「幼大根漬け」で食卓に緑を添えます。
▼自宅のテーブルの上にしばらく置かれている小さなペットボトル。これは10月に会津若松市役所を訪れた後、隣接する美里町にも研修視察でうかがったときのもの。そのとき、町の施策を説明していただく際にわれわれのテーブルに置かれていたのが町の水道水そのもの。
視察で全国各地をまわれば、行政の特産として販売用につくられている飲料水をお茶の代わりにいただくことは希にありますが、水道水そのものをこうして役立てているところにうかがったのは初めてのこと。
粋なおはからいと、自分たちの水道水に誇りと自信をもたれている町のみなさんの着目に感心しました。