錦のラインが急速に里へ近づく

お世話になったコンバインに、来年もまた元気に仕事をしてもらえるよう最終の注油などを済ませようやく格納庫にしまい、トラクターには除雪装置を早くも付け替えました。

乾燥調整後の玄米も冷蔵庫に積み置き、1年分以上の主食をドンと蓄えました。たっぷりと醸造している自家用味噌もありますから、少々の災害があっても1年と少しは自力で食のカナメは確保できるということになります。

農山漁村は水も豊か、田舎の広い持ち家は都市部に暮らす親戚などが大地震で被災したときは暫時の避難場所にもなり得ます。こういう農山村が全国にあれば、今後確実に襲い来るとされる都市部への大震災時には様々な面で、農山漁村からの支援が力になるだろうと考えています。

そういう災害時、何かの緊急事態時への対応という意味からも、都市とともに農山漁村も均等に発展させる国策がいつの時代にも欠かせぬはず。地方をないがしろにできないのは、そこが国民の命をまもるあらゆる意味での源だからと当方はいつも思います。

その命の源の村がいよいよ錦秋の季節入りです。きのうは、不具合になったパソコン調整をしている合間と片付け仕事の2つの合間に須川高原まで上がり、赤滝に立ち寄り、合居川の黄・紅葉名所「いずくら」の崖や天正の滝をのぞきました。

cimg7256-1cimg7259-1cimg7260-1cimg7264-1cimg7265-1cimg7266-1cimg7267-1cimg7268-1cimg7272-1cimg7276-1cimg7278-1cimg7282-1cimg7285-1cimg7292-1cimg7293-1cimg7296-1cimg7298-1須川高原の午前は霧が厚く、黄・紅葉も盛りを過ぎ始め、今は標高千㍍ラインまで下がったブナの黄葉が見事な色づきとなっています。赤滝の木々も2日前よりまた紅色を増し、「いずくら」の柱状節理の崖と天正の滝周囲は、もう2日ほどたてば県内有数の紅葉名所にふさわしい景色となりそうです。