まさか、村で、こんなことが

「まさか、わが村も、そんなことにまきこまれるとは」の、そのまさかがきのうありました。

断じて許せない午後3時34分の「保育所爆破予告」の騒動です。内容は報道でつたえられていますが、情報化社会を悪用、弱点をついた仕業とみられ、いわゆる「愉快犯」の類いなのでしょうか。

この犯罪に対応して、やむなくとられた避難や交通規制など県内で割かれた社会のロスは大きく、類似の犯罪が現代社会ではたびたびおきています。わが家も、保育所建物の2階でおこなわれている学童保育に娘の子供がお世話になっており、保育所の全体が体育館に避難したのにあわせ急きょ子供をむかえにむかいました。

保育所職員のみなさんも大変だったでしょう。役場の職員たちが保育所周辺道路の通行規制にあたるなど、小さな村でもこの犯罪に大変な迷惑を被りましたから、保育所の多い市町村などではもっと規模の大きな対応がせまられたのでしょう。

介護施設や病院、学校、広範な公的施設、交通機関などを標的にこんな犯罪が同時多発に全国でなされたら被害の規模は今回の比ではないと思われます。再発を防ぐ対策とともに、こういう犯罪発生時の社会全体の的確なうごきについても考えさせられた一日でした。

CIMG4888-1CIMG4893-1▼花はごく身近に見られるウツボグサの仲間です。じっくりながめると、花のつくりが凝っていてなかなかの美しさです。これがもし高嶺にあったら「わー、きれい」などと言われるかもしれません。その花がどこに咲くかで人は花の評価をしがちです。道ばたではモヂエヂゴ(餅イチゴ・エビカライチゴのこと)がだいぶ殻を膨らませてきました。

▼今日から7日まで議会常任委員会の管外視察に同行し北海道に滞在です。移住・定住対策やダム関連などが視察課題とされていて、村の担当課長も同行です。