5日は苫小牧市(糸井の森パークゴルフ場)で、パークゴルフ場の管理や運営について、6日は厚真町で、道が建設中の厚幌ダム(台形CSGダム)事業の現場を視察しながら説明を受け、7日は伊達市で移住定住促進事業のとりくみをお聞きし、常任委員会は予定通りの研修を終えてきました。
立地条件もふくめわが村とは異なる環境にある視察先ですが、施設運営にかける民間経営感覚の鋭さ、新しい工法によるダム建設、「まちづくりは人づくり」の理念を軸に据えた移住・定住促進政策と、それぞれ、現場を訪れなければつかむことができない「実際」と「課題」などの一端に触れてきました。
日本は広し。津軽海峡を越えたら、宿などで今も我々は時々「内地」の人と呼ばれます。帰りは初めての北海道新幹線の利用でしたが、津軽海峡のくぐりぬけもふくめ盛岡までのトンネルの多さには「ホーッ、ずいぶん、土の中を走る新幹線なんだなぁ」と、再確認しました。
往きのプロペラ機からは、頭を雲の上に出した岩手山遠望、はるか遠くには早池峰らしい頂も少し見えました。
パークゴルフ場、ダム現場、研修先のそれぞれの模様、伊達市の移住・定住者むけ田園住宅地からのぞまれる有珠山、昭和新山、羊蹄山、東日本大震災で被災した宮城亘理地方のいちご栽培農家が、仙台・伊達ゆかりの地伊達市に移りとりくんでいるいちご栽培のハウス、そして帰りの新幹線はやぶさ車中から臨んだ噴火湾や陸奥湾、羊蹄山のおぼろげな遠景です。
糸井の森パークゴルフ場、厚幌ダム建設事務所、伊達市議会議長と市役所のみなさんには大変お世話になりました。ここからもあらためてお礼を申し上げる次第です。お忙しい中ありがとうございました。