農業委員会の県組織にあたる県農業会議が、法改定によって4月から一般社団法人に組織変更していました。組織替え後はじめての通常総会がきのう開かれました。
組織変更によっていちばんの特徴は農業会議員が増えたこと。新たにすべての市町村長が会員となり、ほかに新たな農業団体も加わるなどで、普通会員は61人となりました。
常なる組織運営は、ほかに新しくもうけられた理事会や常設審議委員会があたっています。
農業委員会の公選制が廃止されるなどもふくめ、戦後の農政史のうえでは歴史的な組織変更で、県内の多くの市町村と同じようにわが村の農業委員会も、来年7月の任期後は新しい法による選任方式へとかわります。そのための条例案が各市町村で練り上げられている最中でしょう。県内では、すでににかほ市や井川町などが新しい選任方式で選出されています。
新しい農業会議組織をわかりやすく説明した組織体制図を載せましたので、ご覧になってください。
▼6月半ば、北の国でもカンゴ(桑の実)など野の木の実が熟れ始め、妻が手がける露地栽培のイチゴも赤くなりはじめました。
桑の実を少しもぎとって口の中へ。郷愁いっぱいの味が確かめられました。