今年最後の会議も晴れ空の下で締め

なんと、二日つづけてこんな日和がくるとは。昨日は前日よりもさらに見事な晴れの日となりました。21日~23日まで年末の夏日が3日も続いた沖縄、24年ぶりという「冬の夏日」でテレビに映る道行く人々は半袖姿でした。こちら雪国も沖縄ほどではありませんが、たんぼの土と稲株が見え、山肌もほんの一皮、まだら模様の積雪だけ、わが家の土手にもたんぽぽがまだ咲き、岩井川の観測点でも積雪ゼロ㌢。今朝も今度は雨で、観測積雪ゼロ㌢、白い世界はさらに少なくなっています。

「今年はほんとにおかしな年」と思いながら、村の積雪情報を見たらそうでもなし。平成18年は12月28日で田子内積雪ゼロ、平成20年の12月25日に岩井川で積雪ゼロを記録しています。忘れていますが、もっと遠い昔も含めれば、雪少なしの12月、1月はじめというのはあるのです。さて、雪除けではひと月近く楽をさせてもらいましたから、これからは、午後から週末のほどよい積雪に「期待、望み」をかけたいというところです。

CIMG1642-1CIMG1643-1CIMG1646-1CIMG1648-1CIMG1649-1CIMG1655-1CIMG1675-1CIMG1641-1写真は、滝ノ沢、田子内、岩井川と、雪のない昨日のたんぼ景色、それに、滝ノ沢大日向山のブナ林です。実は、20日、柳沢方面で2頭のクマの足跡があるのを門松採りの方が発見したそうです。ここ大日向にはクマの冬眠穴がいくつかあります。もしかしたら、今年は、まだブナの実を食べつづけているかもしれません。なにしろここは名の通りの日向、穴のまわりにはわずかの雪しかありませんから。

CIMG1661-1CIMG1670-1CIMG1683-1CIMG1688-1極端に雪の少ない師走24日ということで、成瀬川、そして、広域の議会で湯沢市へむかう時に岩崎や沖鶴方面からながめた焼石連峰と鳥海山の遠望も記録しておきました。

▼広域市町村圏組合議会の12月定例議会がきのう開会。

案件は、1.マイナンバー関連の条例改正、2.皆瀬更生園、老人ホーム愛宕荘、老人福祉センター(稲川の緑風荘)3施設の指定管理者の指定を平成33年3月末までの5年間とする案、3.一般会計補正予算案で、全員協議会での説明を経て本会議が開かれ、すべて可決されました。

1時半からは全員協議会が開かれました。議会日の当日朝に湯沢市高松で発生し、2人が亡くなられた火災についても状況説明がありました。

今年の管内、5月1日の湯沢市における火災での一家7人の死亡惨事をふくめ火災によって11人が亡くなられています。また、10月には湯沢市の高松地区で急傾斜地での油圧ショベルの転落による事故も発生、この日の火災もふくめ消防分野では、なんとも悲惨な現場への出動が重なっています。

亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、同じような災害、事故がおきないよう、とくにこれから本番をむかえる厳冬期、火災には気をつけあわなければと痛感しました。