二十歳の頃、1年間住み込みでお世話になった相模原のSさん宅から、冬の定期便「やまと芋」を今年も送り届けていただきました。
年末のわが国はお歳暮の贈答便が多く、宅急便業者さんたちは大忙しの様子。加えて農山漁村からのそれぞれの名産、土地の「幸」が、親族などに贈られる季節。師走は、それぞれの家々で、列島の北から、南からと、贈られてきた各地誇りの食べ物をみなさんおいしくいただいているのでしょう。
気象予報士のおねえさんが「14日は一日いっぱいの陽射し活用を」とのべたとおり、北日本の雪国では家の中にいるのがもったいないほどのありがたい晴天。
ただ、こちらは手にかけている書き物しごとがあれもこれもとあり、もしかしたら今年最後になるかもと思われる貴重な陽射しをたっぷりと浴びつづけることはできず。それでも、こういう師走のめずらしい暖か日和をいくらかでもと、たまに外に出てはお日様を仰ぎました。
陽射しを喜ぶのは私だけではなさそうで、土手のたんぽぽも同じ。積雪が消えた後にも花が咲き、種を飛ばそうとしているのですから、なんとたくましい野草なのでしょう。