湯沢と新庄をつなぐ高規格道路の早期実現をめざす期成同盟会の中央要望が20日にあり、19日夜に都内へ着。
報道などでもとりあげられていましたが、最近都内のホテル予約は早め早めとすすめないとなかなか「空きがない」という状況に。原因の大きなひとつは海外(とくに台湾、中国、韓国、東南アジア諸国だろう)からの旅行客が多くなっているためらしく、11月は、それに小、中、高校の修学旅行が重なっていることも季節要因のひとつにあげられるよう。
そういうことで、いつもつかっているホテルはどこも満杯。かろうじて時々泊まる半蔵門のホテルMの予約はとれたのですが、空いている部屋はびっくりするほどの高価格帯だけ。霞ヶ関、国会周辺での移動の関係もありやむなく宿決めとしましたが、「今回はいいが、この先、どうなるのだろう。全国から仕事で都内を訪れる人々のホテル確保は」などと、よけいな思案もしてみたところです。
ところで今回の要望では、はじめて山形の新庄・最上地方の首長のみなさんと行動をともにしました。時折の小話のなか「タケノコ採りで、あるいは地元の遭難者の捜索で東成瀬村に行ったことがある」などの話題も出ました。わが村は新庄・最上地方の人々によく訪れて頂いているところ。道路などの要望活動で県際交通の重要性確保が大きな課題になっていますが、そうであればあるほど、山形、岩手、宮城と接する我々は、首長や議会、団体などもふくめ、人のつながり、県際交流もさらに密にしていかねばと感じた次第です。
霞ヶ関の官庁も議員会館も、時節柄、要望行動の人々が次から次からと列に。同じ県南でも、同じ時間に別々の地元課題の要望で行動するということもあり、仙北地方の首長や議長さん方と顔を合わせながら順番待ちなどという光景も今回はありました。
議員会館や国会を訪れる修学旅行生たちも多く、昼の議員会館地下食堂もそんな一行たちで満席。「憲法にもとづき国会を開け」と要求する野党にたいし、「国会は1月開会」を表明している首相と与党。国の最高法規となる憲法とは、国会や自衛権などという根幹部分でそんなに解釈の幅があってよいのだろうか、などと自問しながら衆議院議員会館9階から晩秋の議事堂をゆっくりとながめました。
▼めずらしく、まだ雪が一度も降り積もらない初冬の合居川渓谷、天正の滝と周囲のブナ林です。カタスミとはちがう樹高7~8㍍ほどの名を知らぬ木に赤い実がいっぱい。いつもの年ならクマが見つけたらすぐにごちそうとされる実ですが、今年はブナの実が大豊作でクマはそちらへ。ですから、実は小鳥に啄まれた程度で済んでいるようです。
▼日曜日、やり残している越冬準備のあれこれをやっと終えました。この先ずらーと雨マークが並んだ前の穏やかな日和でしたので、自宅前河川敷を散策。キノコを手にし真っ赤なガマズミを口にし、雪のない里の山と成瀬川をしっかりと目に焼きつけておきました。
▼23日は首都圏なるせ会の総会、昨日は国会、政府要望でまた都内へ。それは明日に。