23日は首都圏なるせ会、翌24日は村の要望をかかげて国会と政府への陳情活動に歩きました。
一年ぶりに馴染みの顔、顔、顔がいっぱいのなるせ会総会。各テーブルには村のアバだぢ(熟々年の女性たち)手づくりの山、畑の幸が郷土料理としてずらりとならび、どれから手をつけてよいか迷うほどのおいしさにぎやかさ。
それぞれのテーブルでは、再会を、あるいは「初顔合わせ」を喜び合う歓声や、思い出を通わせ合うしっとり話が交わされていました。
議会は、ほぼ半数の議員がこの二日間の行動に毎年参加していて、翌日は衆参両院の議員会館や国交省、財務省、総務省を訪れ村独自の要望を届け歩きました。土谷総務副大臣、佐藤総務審議官、財務省彦谷主計官、国交省野村水管理・国土保全局次長の各氏へは、直接要望書をお渡しし実情を伝えることもできました。
「今日は約1万歩近く歩いた」と語っていましたが、今回はそれでも要請先はいつもより少ないほう。舗装道路や階段と、構造物の上の革靴歩きは、これは、土を踏んでいる、あるいは車での移動生活が多い山人のわれわれにはずいぶんくたびれる動きとなります。
この行動では、いつものように御法川議員事務所のみなさんに尽力していただきました。お礼をここからも申し上げる次第です。それと、文科省につとめておられる村出身のNさんが、われわれとの出会いに多忙の中だったでしょうが貴重な時間を割いて、隣の庁舎からかけつけてくれました。職務が外国語教育の推進部門とうかがいましたので、村と村の子たちへの様々な導きや教えをいつかうけたいものだと思いました。
▼きのうは、広域市町村圏組合議会の12月臨時議会(空席の議長選出もある)を前に、組合の幹部職員のみなさんと事前打ち合わせを済ませ、午後は、村の「いのちを考える集い」へ。
役場へむかった朝の帰り、合居川渓谷奥の雲がややあがった焼石連峰・三界山や権四郎森(南本内岳)方面は、夜中の降雪で、頂きもその裾のブナの森も白の世界に衣替えしていました。
そして今朝、夕べの里は少々のみぞれ混じりとなった空模様でしたが、予報のような雪とはならずに夜が明けました。里への積雪は明日あたりか、もう少し先かと、予報と実際とのちがいに心落ち着かぬ日々がつづくようです。