四国の佐那河内村議会の議長さんをはじめとする議員さん全員が、教育行政視察で9時から12時半頃まで小学校に滞在、その視察を歓迎し総務教育民生常任委員長とともに同席しました。四国から村への教育行政視察団ははじめてということです。
わが村とほぼ同じ人口規模の佐那河内村。教育にかける議員のみなさんの情熱がこちらにひしと伝わってくる半日でした。
わたしらも久方ぶりに1年生から6年生までのすべての授業を断片ながらも参観しました。あらためて、仕事とはいいながらも、教職というものの大変さとともに、人間を育てるという特別な職業としてのやりがい、生きがいを、授業にあたる先生のみなさんの動きから感じました。
質疑応答では、多方面からの発言がありました。視察のみなさんに村の現状を正確につかんでいただくためにも、これからは議会側としても行政資料をしっかりそろえてのぞまなければ思ったところです。「そうだろう」程度で事実でないことを説明して、それをそのまま受け止めていただくような失礼はされないからです。
きのうは、中学校に私の同級生(親同士が従兄弟関係にあたる)T氏が招かれ、「ふるさと先生」として全校生徒を対象の講演をおこない今朝帰りました。ホテル椿山荘東京の先の総支配人をつとめたT氏。現在は会社執行役員を退任され関連する別の職務に就いていますが、経営者としての感覚のするどさはさすがです。
講演後の夜にはT氏を囲み、同級会。いものこ鍋や各種料理で腕をふるったのはもちろん女性たち。平良かぶ漬け、これは珍しいタケノコ漬け、大根のなた漬け、白菜漬け、シシタケご飯、この季節にめずらしいミズを混ぜたかやぎ、ゼンマイや極上の天然ナメコ、ワゲ(ヒラタケ)、ハタケシメジなど山菜・キノコをつかった各種料理、デザートは手づくりのイチゴ、ぶどう等々、テーブルには女性たちの自慢料理がいっぱいならび、どこからか「ほほう、これなば、椿山荘の料理を負げらがすぞ(椿山荘の料理にはみんな大満足)」とかの冗談がとぶほどにおいしい料理がいっぱいでした。
▼佐那河内村議会のみなさんが帰られた午後、冬囲いの残りに手をかけ、合間に川原へでかけて流木などからいつものキノコ採り。ハタケシメジも、ほんとにこれが今季最後のひと株がよく育っていていただき。ブナ流木で成長したナメコも身の厚い極上ものを。ムキタケやエノキタケも少しみられました。
根雪にならなければ、まだナメコやエノキタケはとれそうですが、一週間後の予報にははじめて雪マークがつきました。