政治、小・中・高校、紅葉と、にぎやかに

過ぎた週末から昨日までは、おもむきのちがう行事がいっぱいでした。

CIMG1214-1CIMG1206-1▼16日は、恒例の年に一度の知事との行政懇談会。以前はそれぞれの議長会が別にくんでいた懇談会。全国のなかで極端に市町村の数が減じた平成合併後の秋田。そういうこともあり、いまは市議会議長会と町村議会議長会が合同で行うようになっています。

この日は、県当局の主なる幹部のみなさんほとんどと、ざっくばらんに同じ場所で言葉を交わせる貴重な機会でもあり、相互の意思疎通や「県政、市町村政発展のうえで互いにどんなことを考えているのか」ということなどを膚で感じ取るうえでも大切な懇談の場となっています。

CIMG1222-1CIMG1237-1CIMG1245-1CIMG1242-1CIMG1247-1▼17日は小学校の学習発表会へ。最初と終わりの部分を参観し、間の時間は増田高校の創立90周年記念式典へ。午後はホテルでの記念祝賀会へも出席です。

子ども仙人太鼓の響きで開会した発表会。入学式の時からすれば心も体もまた一回り成長した1年生のあいさつで始まり、終章の6年生の英語を折り込んだ劇と、全校児童によるふるさとの歌~悠久の風にのせて~の合唱、どれもみんなすばらしく、会場となった体育館は、発表会が終わるまでほとんど退席される方がいません。子たちの成長ぶりがびんびんと胸にひびくひとときでした。

CIMG1427-1▼増田高校の式典では、久しぶりに県民歌と校歌のメロディを聞き唄う列に入りました。私も増田高校出身ですが、学んだのは、全日制ではなく今はなくなった定時制課程の東成瀬分校。式典の印刷物のなかにあった当時の校長先生の名を目にし、今からおよそ半世紀前、卒業式の日にのべられた校長の式辞のはしばしを思い出しました。たしか、その方はF先生だったと思います。

祝賀会では、村の仙人太鼓のみなさんが招かれ宴に華をそえてくれました。朝には童たちの太鼓、祝賀ではその童たちを導く村のみなさんの太鼓、みんな心地よい響きでした。

CIMG1264-1CIMG1266-1▼18日は中学校の東中祭へ。全校生徒68人、人数規模は小さな学校ですが、スポーツ、文化芸術活動と生徒の活躍にはめざましいものがあります。なによりも、一人一人の積極面、個性が豊かに花開けるようにと努力されている姿勢が、発表の随所でうかがわれました。村の将来をしっかりとまもり発展させてゆく力をこの子たちは着実に蓄えている、そう頼もしく感ずる半日でした。恒例の全校生徒による吹奏楽と、やはり~悠久の風にのせて~の全員合唱は、村こそならではの演目で、生徒たちの成長が強く印象にのこりました。

CIMG1169-1CIMG1171-1CIMG1176-1CIMG1180-1CIMG1184-1CIMG1188-1CIMG1195-1CIMG1201-1CIMG0207-1CIMG0001-1CIMG0002-1▼16日、所用の合間に合居川渓谷の紅葉をのぞきました。天正の滝の周囲は予想したように今が色づきのまっ盛り。入道からは、すでに頂が真っ白になった鳥海山が里山の紅葉にうきたちます。わが人里の紅黄葉も今秋あたりが佳境入りというところでしょうか。