きのうも暖かでしたが、同じように過ぎた日曜日も外気温17℃、晴天で風もなし。黄砂もなく杉花粉も飛ばずで遠くまですっきりと見通しも利く一日でした。一年のうちでも「こんなに、すっきりと、おだやかな日はそうはない」というとってもゆったりの休日でした。
こんな素敵な日和に高い山々へ春山登山された方々がおられたら、遠くまで眺望のきくすばらしい絶景を楽しむことができたはず。そろそろ雪もよく固まってきて歩きも快適ですからね。
山には行けなかった休日でしたが、そのかわりに久しぶりに訪れた童(わらし)たちとともに河川敷の散策です。湧水に育つノゼリやクレソンとともに芽を出し始めたカンゾウを摘んだり、成瀬川の岸辺で思い思いに体を動かし暖かな春の陽を浴びました。
いつもの年ならまだ残雪の上だけを歩いての河川敷散策となるのですが、雪解けの早い今年は河川敷も所々雪がなくなりまだら模様で、堅雪を渡ったり地面を踏んだりの散策となりました。地面は落葉後の晩秋よりもなお藪が少なく、自由に歩ける範囲が広くなっています。雪消のより早い湧水そばではミズバショウも早春の装いで登場です。
わが家前の小沢には、1日から解禁となったイワナやヤマメをめざす渓流釣りの姿もみられ、沢沿い残雪の上には彼らがポイントポイントで立ち止まった足跡が残っていました。