議会の決算特別委員会の審査がきのうはじまりました。
議員それぞれが、自分の持ち味を発揮し個性ある視点をもって審査にのぞんでいました。決算審査の議論内容は、それが審査の本質をついた議論になればなるほど、今後の村の行政が住民にとってより効果的におこなわれるための予算編成と大事なつながりをもつようになります。
決算審査は、議員にとっても、執行当局側にとっても、それぞれの仕事の内容がすべてにわたって問われる時です。その審査のために決算書類を手にした議員が、時間と内容のうえで検討・分析をどれほど加えられたかで審査全体の目的達成度が決まるといってもいいほどですから、地方議員はそういう覚悟で審査にのぞむことになっています。
初日の審査で、みなさんはそれぞれどんな手応えや感想をもたれたか、2日目審査では、1日目を経てどんな準備や心がけでのぞまれるか、明日の議論にも注目です。
▼あの大雨の前日の10日に、須川高原にキノコ採りで入山されたらしい隣町の方が行方不明となっていて(確かな情報はおととい13日の報道で知る)、きのう残念な結果で捜索ヘリに発見されました。
入山箇所と遺体が発見されたという場所との間において、キノコ採り中と推察される遭難された方の移動の背景にどんな要因があったのか、あそこの地形や入山の目的を又聞きした限りでは「なぜ?」の多い、すぐにははかりかねる結果です。
山で迷ったり、遭難すると「沈着冷静を失い考えられない行動になってしまう」のが常ですが、今回も、そういう心理状態におかれてのことだったのでしょうか、なんとも無念でいたましい限りです。心からご冥福をお祈りし、お悔やみを申し上げます。